床材の種類には、フローリングやカーペットに畳などがありますが、場所や用途に応じた使い方があります。それぞれの特徴を理解し、ライフスタイルに合った床材を選択したいものです。
フローリング
フローリングは、原材料となる木の種類によって違いがあります。メープルやナラといった広葉樹は硬めの触感があり、マツやヒノキやスギといった針葉樹には柔らか目の感触があると言われています。
単層フローリングは、無垢材と呼ばれる一層の木板材を加工して作られています。そのため、歩いた時の感触や質感に優れているのが特徴となっています。
複合フローリングは、薄めに加工した無垢材に、耐水合板や集成材などを貼り合わせて作られています。伸縮の少なさがメリットとなっており、中には歩いた時の感触が単層フローリングに似ているタイプもあります。
コルク
コルクは、コルク樫の木の皮を砕いて粉状にしたものから作られた床材です。温かめの触感と吸音性や弾力性に長けているのが特徴です。
フローリングとタイルの形状があり、無塗装や天然ワックスで仕上げたものや、セラミックやウレタン塗装で仕上げたものに、ビニルシート仕上げといった種類があります。その他にも防音を考慮したタイプや床暖房向けのタイプもあります。
畳
日本家屋に使われることが多く、稲の藁(わら)で作られた畳床を、乾燥したい草を織って作られた畳表にて包み、畳縁(へり)で押さえることで作られています。保湿性や弾力性や断熱性に優れており、部屋の空気の浄化作用があることでも知られています。
昨今では、稲藁のみで作られた畳床は少なくなっており、およそ9割がインシュレーションボードやポリスチレンフォームを使った建材畳床となっています。その他には、稲藁で建材床を挟み込んだ畳床があります。
カーペット
カーペットは、織りタイプと刺繍タイプの2種類があります。多くを占めるのが刺繍タイプであり、別名でタフテッドカーペットとも呼ばれています。織りタイプは比較的高級とされており、アキスミンスターとウィルトンに分類されます。
カーペットの材質の主なものとして、合成繊維とウールがあります。ウールには防火性や保湿性があり、汚れに強く静電気が起きにくいというメリットがあります。合成繊維にはレーヨンやアクリルやナイロンが使われており、カビや虫を防ぐ点に長けています。
その他の床材
その他の床材として、サイザル麻やココヤシを織って作られたものや、タイルや大理石などの天然石で作られたものがあります。
そして耐水性の高さから主に洗面所などに使われるクッションフロアや、滑りにくさのあるゴム製や、耐久性に長けているリノリウム製、置き敷き用として使われる竹や籐があります。
