トップページ > 外装材と防音対策とバリアフリー > 外壁材の種類について(湿式工法)

もうひとつの外壁材の工法として、湿式工法があります。材料を水で混ぜたものを乾燥させることで硬めて完成させる工法です。

専門的な知識や技術が求められる施工のため、高級な雰囲気を出せる特徴があります。その半面、乾くまでにある程度の時間がかかるため、長めの工期を必要とする点があり、その分工事費がかかってしまいます。

3種の吹付け仕上げ塗材

吹付け仕上げ塗材には、薄付と厚付と複層の3種類に分かれます。薄付仕上げ塗材は、厚さおよそ3ミリの単層仕上げ塗材のことです。凹凸があり、左官仕上げのリシン掻き落としに似た雰囲気を表現できます。

厚付仕上げ塗材は、4ミリから10ミリの単層仕上げ塗材であり、スタッコ状の模様を表現できるのが特徴です。複層仕上げ塗材は、下塗りからはじまり主材、上塗りの順に仕上げていく塗材です。およそ1ミリから5ミリの厚さで塗られますが、耐久性や耐候性の高さがあるのが特徴です。凹凸やフラット、クレーターやゆず肌といった模様が表現できます。吹き付けタイルという別名もあります。

3種の左官壁材

左官壁材には、土壁と漆喰とセメントモルタルの3種類があります。土壁は、それぞれの地域で産出された可塑性を有する土を主な原料としています。その土に対してのりや混和材や骨材やすさといった材料を練ったものの塗り壁のことをいいます。

漆喰の主な原料は消石灰であり、すさ(食物繊維)や海藻糊と練ったものが使われます。以前は職人が現場に応じて練り上げたものが使われていましたが、昨今ではすでに工場にて調合されたものが使用されるようです。

セメントモルタルは、セメントに水と混和材と骨材を練ったものをいいます。断熱やひび割れや防火性能などをアップさせるための改良が進められており、仕上げ用には工場で調合されたものが使われています。

タイルとレンガ

外壁で使われるタイルには、磁器質とせっ器質のタイプが吸水のしにくさから使用されています。耐久性や耐候性や耐火性の点では申し分がないのですが、施工の手間がかかることから、乾式工法が採用されることが増えてきています。

レンガは、鉱石や粘土を砕いたものが主な原料となって作られています。一般的には外壁のみに使われ、レンガタイルとしての使用もあります。

天然石と人造石とコンクリート打ち放し

壁材に使われる天然石には、御影石(花崗岩)や安山岩や粘板岩があります。防水処理を施した砂岩や石灰岩も使われることがあります。

人造石は、天然の大理石などの種岩と、樹脂やセメントを混ぜあわせて板状にしたものが使われます。工場で作られるため値段や品質の安定があります。

そしてコンクリート打ち放しは、鉄筋コンクリート造そのものを外壁とした仕上げ法です。

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